民泊認定申請にあたり

近隣住民への説明

 

保健所への申請の際に必ず必要なものとして、「近隣住民への説明の記録」があります。

 

そもそも、近隣住民ってどこからどこまで?

ってことですが、保健所の方、地図本引っ張り出してきて「ここのおうちとここのおうちと、それからここのおうちと…」と、説明してくれました。

自分んちの外壁から半径何メートルだかにかかるおうち全部、などと色々規定があるようで、「果たしてどこからどこまで説明行ったらええんやろか…」と途方にくれる前に、きちんと地図で確認しておきましょう。

 

我が家は、大阪の下町の、家々がおしくらまんじゅうよろしく横のおうちとみっちりみちみちにくっつき合いながら建っている、という民家超密集地域にあるので、計15軒説明に伺いました。

とはいっても、いつお伺いしてもお留守の御宅はもちろんあるので、そういうときは民泊施設の案内をポスティングさせていただくだけでも大丈夫なようです。

 

ただ…この周辺説明、まぁまぁガツンとくらいます。

ハガネのメンタルを保有すると自負する私でさえも、何度か、「うっ」と見えないパンチをくらいました。

 

当然です。

静かに穏やかに日々生活している方々にとって、どこの国の誰やも知れぬ人々が、次から次へとスーツケースをガラゴロいわせながら入れ替わり立ち替わり出たり入ったり…な未来予想図を想像するだけで、「なんか不穏」と思われるのは致し方ないことです。

私の場合は、もともと暮らしていた場所での開業ですから、楽しそうに理解を示してくださり、応援してくださるご家庭ももちろんありました。本当にありがたいことです。

何かあったときにすぐに責任者(つまり私)が駆けつけること、24時間いつでも連絡対応可能であること等々、できるだけ近隣の方々の不安を和らげるべく、丁寧に説明しました。

 

今後できるだけ長く民泊運営をしていくためにも、近隣の方々と摩擦が生じることは避けたいですよね。

全ての方々に快く思っていただくことは難しいですが、少なくとも安心感だけは持っていただければなぁ…そうなるためには、どうしたらいいのかなぁ、何ができるかなぁ、と、日々模索しております。

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