民泊認定申請にあたり

今後の段取りと必要なもの

 

前回の記事では、きちんとアポイントを取ってから保健所に出向くように、と、社会人然として皆様に忠告させていただきましたが、初めて保健所を訪れたとき、実は突撃訪問してしまいました。すみません。

大阪市の保健所は、民泊相談窓口がきちんと設けられていますので、ずけずけとそちらに出向き、アポなしで訪ねてしまいました。

 

私:「あのー、民泊の件でお聞きしたいことがありまして。。。」

職員の方:「ご予約いただいていますか?」

私:「え、あ、してません。。。」

職員の方:「基本的にはご予約いただかないと対応できかねるのですが。。。」

そもそも、区によって担当者が決まっているそうで、私の区の担当の方はその日お休みされているとのことでした。

私:「初めてお伺いしまして、その、民泊の基本的な部分をお聞きしたいだけなのですが。。。」

ご迷惑かと思いつつも、せっかく(のこのこ、しかも勝手に)来たので、このままとんぼ返りも嫌だなぁ、とつい食い下がってしまいました。本当にすみません。

職員の方:「いいですよ、私のわかる範囲内でよければ。お話きかせていただけますか?」

やったー!お優しい職員の方!ありがとうございます!次回からは絶対アポ取ってから来ますし、みんなにもそう言います!(←実践しました!)

 

そのあと、「申請に必要なものチェックリスト」をいただき、こちらの物件の状況等を説明したうえで、それならここはこうしてください、図面のここにこういったものを記載してください、などと具体的に話が進みました。

一応、大阪市のホームページから、ガイドライン、手引き、申請書類一式を事前にプリントアウトし持参していたので、話もスムーズでした。

こちらからの疑問点にもきっちりお答えいただき、保健所への事前相談から実際の民泊事業開始までの流れについても、わかりやすく説明いただきました。

 

今後また詳しく掘り下げて書いていきたいと思いますが、ひとまずざっくりとした申請までの流れを書いておきますね。

まず押さえておきたいことですが、最終的に書類一式を揃えて保健所に申請に伺う前に、各担当部門に届け出をする必要があります。

それが、

・ 消防署

・ 環境局

の2箇所です。届け出した内容が受理されると、それぞれ通知書が発行されます。その通知書を保健所の最終申請に添付しないといけないのです。

 

そして申請に必要な手続きはその他に、

・ 申請書や賃貸契約書などの書類作成

・ 近隣住民への説明

・ 民泊施設に備え付ける施設使用マニュアルの作成

・ 施設の図面の作成

などなどです。非常に盛りだくさんです。

おまけに、賃貸契約書やマニュアルは、外国語表記のものも必要です。

そんな事務手続きオンパレードに加え、内装工事、電気工事、必要物品の買い出し。。。

 

あー!もう!めんどくさい!一式全部プロに委託する!

ってなりますよね。。。経済的余裕があれば、その方が民泊開業までスムーズに進むでしょうね。。。

私も書いてて疲れてきました。。。

疲れてきましたので、今日はこのあたりで失礼します。。。

また次回以降、詳しく書いていきたいと思います。

民泊認定申請にあたり

相談、そして相談

 

さて、認可の許可を受けて民泊施設を運営するためには、どういう手続きを踏み、どこに申請を出せばよいのか?はじめはそれすらもわからない状態です。もちろんです。

そのあたりも師匠(師匠って誰?という方はひとつ前の記事をご覧ください)に教えてもらいましたので、以下に記していきたいと思います。

 

私の所有する物件は大阪市にあるので、最終的には大阪市の保健所に許可申請を出します。(大阪市以外でも、担当窓口は保健所です)

大阪市は国により「国家戦略特別区域」、いわゆる「特区」に指定されています。

通常、民泊施設運営には「旅館業法」が適用されますが、大阪市のような「特区」区域で民泊申請をする場合には、旅館業法の特例扱いとなり(特区民泊とういやつです)、運営条件などが異なってきます。

 

このあたりの話になると、少しややこしいですね。

ネットで検索してみても、「◯◯法第△条の〜にあるように」などと、小難しい語句ばかりが羅列され、なかなか理解に窮しますし、間違った解釈をしてしまってもいけません。

頭の中が「???」でいっぱいになるようでは考えるだけ時間の無駄です、「誰か小学1年生に足し算教える要領でわかりやすくかいつまんでつまり何が必要なのか端的に教えてください」状態ですよね。

 

そういうときは、相談窓口に出向いてください。

それが保健所です。無料です。

冒頭にも述べましたように、保健所は最終申請窓口ですが、最初の入り口でもあります。もちろん、行く前にアポイント取ってくださいね。いきなり、「たのもうーーー!!」などと参上してはいけませんよ。まずはお電話、ですよ。

 

それでは、実際に保健所に相談に伺った際のやりとりなどは、また次回書かせてただきたいと思います。

民泊認定申請にあたり

まずは相談

 

さて、いざ、民泊を始めたい!と鼻息荒くフガフガしてみたところで、果たして自分の家が構造上民泊経営に適しているのか?という不安がありましたので、建築業を生業にしている友人に相談しました。

ワタシんち、民泊できる家かどうか、ちょっと見てもらわれへんやろか?いうて。

くしくもその友人自身、本業とは別に民泊経営を始めたばかりの頃でした(なので以下この友人を師匠と仰ぐ事とします)。

結果的に構造上は問題ない、という事でしたが、師匠に相談する、つまり、専門家に相談する、というプロセスは、民泊申請を始めるにあたり必要不可欠な事でした。

その理由は、素人がひとりで民泊申請をする際には最大の難関、いや、決して自分だけでは乗り越えられない最強の壁、というものがあるからなのです。

その壁が、「消防署への届け出」です。

届け出にあたり、図面とか要ります。自動火災報知器とか家に付けなあきません。誘導灯も付けとかなあきまへん。下手したら消火器も必要でおます。

また改めて詳細後述しますが、もちろん家の至るところに好き勝手にポンポン火災報知器付けたらいい、とかいうわけちゃいまっせ。

 

私が民泊をしたい、と思い始めた頃は、まだ違法民泊が横行しまくっていました。インターネット仲介サイト「airbnb」も、違法民泊物件ガンガン載せてましたし。

しかしそれから数ヶ月後、法律が変わりました。民泊新法、とうい新しい法律が施行されたのです。

それにより、エアビーからも違法民泊物件は根こそぎ削除されました。煩雑な申請を経て、はれて民泊経営にこぎつけるのは、やはり素人には困難極まりない道だったのでしょう。

 

そういうわけで、空き家があるから民泊したい、と素人が一人で妄想してみたところで、どうしてもプロの方にお手伝いしていただかないとどうにもならない部分は実際ありました。

もし一個人で民泊経営をお考えなら、その点だけは気に留めてみてください。

 

 

 

 

ごあいさつ

はじめまして

 

家が空きました。

今年の3月のことです。家族が増えたので、引越しまして。

それまで13年間暮らした我が家が、空くことになりました。

売りに出そうか、やら、人に貸そうか、やら、活用方法としては様々な選択肢があったわけですが、どれもみな、うーん、何だかなぁ、という感じ。何だかなぁ。人に任せるだけだし。面白くないなぁ。

もっとこう、私自身どっぷり入り込んで、それ自体を仕事にできるような活用方法はないものか。

 

民泊とかどうかしら。最近よく聞くもの。大阪は、外国からの観光客がわんさか増えているし。

 

難しいかしら。経営とか、経験ないし。外国の方に、「こらー!家には靴脱いで上がりやがれー!」とか、ちゃんと言えるかしら。どうかしら、どうかしら、どうかしら。

 

少しの間、あれやこれや思いあぐねましたが、ま、いっちょやってみるか、と決断した次第でございまして。やってみたい!と思ったことは、後まわしにしない。これマイポリシー。(安っぽいポリシーひけらかしてすみません)

 

そうと決まったら、まずググりますよね、「み・ん・ぱ・く」と。

でも、見つけられないのですよ。

「民泊はじめてみました。〜いちからスタートする◯◯の民泊奮闘記〜」とか、

「◯◯の週間民泊日記」とか、そういうの。

いわゆる、いち個人が、いち個人として民泊始めてみました的なやつ。

なんかどれも、申請の仕方がどうの、法律が変わってこうの、とか小難しい話ばっかりで。

もちろん、私の検索の仕方が下手くそなだけかもしれないんですけれど。

 

だもんで、民泊を始めよう、と思ったところから、ブログを書こうかな。と、こういうわけなのです。

もし、私のように、あー、なんかちょっと民泊でも始めてみっかなー、んで、どんな風に始めればよかろうか、と思い立った方に、少しでも参考にしていただければ幸いだなぁ、と思いながら。